【生産者紹介Vol.1】震災被害を乗り越えた、いちご農家・三浦さん

【生産者紹介Vol.1】震災被害を乗り越えた、いちご農家・三浦さん

今回は、新作の気仙沼ストロベリーチーズテリーヌに欠かせない、 「階上(はしかみ)いちご」の生産者、いちご農家の三浦さんをご紹介します。 「いちご農家を続けたい。ハウスが津波で流されても、この”情熱”だけは流されませんでした。」 こう語るのは、階上(はしかみ)いちご農家の三浦さん。 稀少な階上いちごの生産者としてだけではなく、”双子のパパ”としても日々奮闘しています。

こんにちは、
ANO TERRINEです。

 
今回は、
気仙沼ストロベリーチーズテリーヌに
欠かせない、
「階上(はしかみ)いちご」の生産者、
いちご農家の三浦さんをご紹介します。

 

津波でハウスが流された、三浦さんの決意とは

いちご農家さん

 

いちご農家を続けたい。


「ハウスが津波で流されても、
この”情熱”だけは
流されませんでした。」

 

こう語るのは、
階上(はしかみ)いちご農家の
三浦さん。


稀少な階上いちごの
生産者としてだけではなく、
”双子のパパ”としても
日々奮闘しています。


三浦さんは2010年に
いちご栽培を始めましたが、
2011年の東日本大震災で
津波被害に遭いました。


20軒ほどあった

いちご農家さんのうち、
震災直後に残ったのは
1〜2軒のみ。


まさに、

階上いちご存続の
危機でした。

 

絶対に階上いちごを復活させる! 

 

投資したばかりの
設備が流され、


「これからどうすれば?」


と、深い絶望感に襲われた
三浦さん。


そんな逆境の中でも、

階上いちごの存在が
三浦さんを
奮い立たせたといいます。


高設栽培(こうせつさいばい)で
塩害被害が少なかったことや、
多方面からの支援もあり、


驚異的なスピードで
階上いちごを復活させたのです。


震災から10年以上が
経過した現在は、
三浦さんをはじめ、


10軒ほどの農家さんが
階上いちごを
盛り上げています。

 

地元じゃないと食べられない、「地産地消」の階上いちご

階上いちご

 

もともと
「地産地消」として知られる、
階上いちご。


一般的ないちごよりも
輸送時間が短いため、
最も甘くなる“完熟期”に
収穫できるのが特徴です。

完熟期ならではの
強烈な甘みと程よい酸味が、
絶妙なバランスを
生み出しています。


しかし、

完熟期を迎えたいちごは
非常に傷みやすく、
地元以外で出回ることは
あまりないそうです。


三浦さん「階上いちごは

気仙沼を中心に消費されることが
ほとんどですね。


そもそも、

県外に出回るほどの
出荷量がないですから。


地元のスーパーに並ぶことが多い中、
こうやってスイーツとして
県外に出るのは
珍しいことだと思います。」


つまり、
ANO TERRINEで
階上いちごが食べられること自体、
とっても貴重なことなんです。


そんな三浦さんの想いが詰まった
大切ないちごは、
濃厚なチーズテリーヌで
お楽しみいただけます。


いちご農家・三浦さんからメッセージ


三浦さん「皆さん、気仙沼といえば…
やっぱり漁業のイメージが
強いですかね(苦笑)。


でも、
気仙沼ストロベリーチーズテリーヌ
を通して、

 

『気仙沼でいちご栽培を
頑張っている人たちがいるんだ』

 

ってことを皆さんに知ってもらえたら
嬉しいです。


ぜひ、階上いちごのおいしさを
堪能してくださいね。」


こう語る三浦さんの笑顔には、

いちご栽培への熱い想いが
感じられました。

 
地元でしか食べられない
完熟いちごのおいしさを、
ぜひ濃厚なチーズテリーヌで
お楽しみください。